はじめての投稿:うつ病とわたし
みなさま、はじめまして!
はじめまして、英理子です。
抗うつ薬を飲みながら生活している、うつ病の理系大学院生です。
日記のように、経験したことや考えたことをいろいろ書いていけたら思います!
自己紹介
わたしは理系で、生物・医学系分野の研究室の大学院生をやっていました。
今は主治医からの指示もあり、活動はお休み中です。
自己紹介の鉄板といえば「趣味」だと思うのですが、現在ありません(笑)
うつ病ということもあり、楽しいと思えることや寂しさを紛らわすものを探しています。
わたし音楽が好きだったんですが、今はちょっと悪い鬱の波が来ると音自体が刺激になってしまいます。音楽プレイヤーもテレビも映画も、全部だめになってしまいます。
静かな部屋で布団にくるまって波が過ぎるのを待つんです。寂しいナァ。。
あとはpixivで小説書いたりしてたんですがね、
やっぱり楽しいストーリーや微細な感情表現の想像がはかどらないですし、
仮にプロット一生懸命立てて、書ききれなかったらショックだと思うので、
まだやりたくないですね。
じゃあお友だちと喋るのは?・・・実はあんまりお友だちがいないんですね。
いろいろ、これも記事にするつもりなんですけれど…
それにLINEなんかも即レスができないので、いまはちょっと厳しいですね。
ということで、自分のペースでやれるブログが趣味の一部になったらと思い、
自分のブログを作ってみました!
始めたてなので、しばらくは書く練習もしたいと思います(・ω・)
うつ病との付き合い
鬱を「飼う」
経緯はここでは省いちゃいますが、わたしは1年前に不眠症になったのを入口に
半年くらい鬱を飼っています。
厳密には、診断がついたのはつい最近です。
自分でうつ状態を放置していたので、発症から診断までに時間がかかりました。
数か月は休養が必要だということで、今は大学からも距離を置いて療養中です。
なんか表現が既出な気がするんですが、やっぱり鬱って、患うんじゃなくて
飼うものっていうのが的確な気がしますね。当事者になってそう思いました。
薬飲んで通院している状態だと、鬱と闘病って言われがち・思いがちですが、
鬱の自分も、他ならない自分自身なんですよね。
戦っているのかと言われると、どうもそうではなくて
構ってあげなかった分の自分が暴れて対処ができていないっていう感じがします。
したいことを抑えつけ続けていたらこうなっていました。
わたしはどんなことを抑えつけてきたのかっていう話は・・・
それは、似たような人がいればという期待を込めて、
また今度記事にしようかなと思います。
鬱をなだめて…
そういえば飲みはじめるとき、だいぶ怖かったですね。
だって脳みそに効く薬だし…… 自分が改造されて別人になりそうな気がして……
わたしは処方薬、ちょっとは副作用ありましたが、普通に飲めています。
またいつか飲み心地レポでも書こうかな。
若干、効きがマイルドな分は効果を感じきれていない自分がいますが(笑)
主治医と相談して量とか種類とか、切り替えていけばいいかなっていう、
そんな緩~い気持ちです。薬に期待している部分はね。。
で、いま薬で身体的な症状を潰して楽になろうとしてるのはそうなんですが、
薬で潰れてくれるのは物理的な症状だけですよね。
わたしの、今の鬱の状態を作り出した本体である
「自分自身の考え方のアルゴリズムを変える」には、
構われずに放ったらかしになっていて、そのまま記憶に閉じこめられて
ときどき今の自分に当たり散らしてくる、過去の自分に折り合いをつけないといけない、
そんな気がします。
歯みがきの『仕上げはお母さん』的なね。
わたしは鬱の悪い波が来て、生きていたくなくなっちゃうときには、
過去のつらかったことや悲しかったことをたくさん思い出します。
もう私の人生に良いことが何も起きないという確信的な気持ちになります。
いや、落ち着いて考えれば、実際どうなのかは誰もわからないんですがね。
このつらい、悲しい思い出がたくさん土砂降りの雨になって降ってくるのは
やっぱり記憶が記憶になる前の、思い出の”当時”、そのときの自分に
自分がなにもしてやらなかったせいだと思っています。
これがつまり、構わなかった分の自分が暴れている気がするっていうやつです。
こんな考え方なので、私は鬱を打ち倒す気で生活してはいないです。
なだめてやって、折り合いをつけて、これからは抑圧をしないで生きたいですねえ。
そんな気持ちで、今の鬱を飼ってやりたいです。
そして、いつかの自分にも、機嫌を直してもらいたいものです。
そんな感じでね、いま休養している間も、
波が来るとどっか遠くに放浪しに行ったり、死にたくなったりしたくはなるんですが、
これから自分の鬱との付き合いをうまくやって生きて、
いつか抑圧から考え方の切り替わった再出発ができたらと思っています。
さて、そんな感じではじめての自分のブログの記事が書けたので、
今日も採点は甘めに、自分に合格点をつけたいと思います。